388のブログ

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悲しみと渦



泣いて、笑って、叫んで、飛んで、生き返って、笑って、泣いて、叫んで、僕のために堕ちた。


真っ逆さまだ。


痛々しい手首に、突出した眼球、頬には流れた涙の跡があった。


もう、戻れなくて悲しい。

理解しているから、余計に悲しい。

分かっているのに、思考が止まらないから悲しい。

もう、目を潰してしまいたくなる。

何も見たくない。


でも、まだ見たことのない景色はたくさんあるし、行きたいところも見たいものもたくさんある。

そんなものたちがどうでもよくなるくらいに、悲しい。


悲しい。


もう、どうしようもない。


どうしようもない状態で、なるべく考えることを避けて生きている。


限界は無いと思う。けれど、苦しみも然り。



悲しい。


無力だ。

脳が、邪魔をする。



僕のために堕ちてくれてありがとう。


ぐるぐるループする渦の中で、無限にぐるぐる廻っていてください。


どうか、気付かないで。

もう、何も見たくない。



ただ、悲しい。


もう無理やり生きるのは、悲しい。


また、おやすみなさいと言って今日という日を無理やり終わらせる。



おやすみなさい